SCUD (雲翔、スカッド)監督 バイオグラフィー

SCUD (雲翔、スカッド)は監督であり、脚本家であり、プロデューサーでもある。文化大革命のまっただ中、中国本土で生まれ育った。作家であったシンガポールの叔父に名付けられ、祖母に育てられた。SCUDに影響を与えた一番大切な2人は共に90年代に亡くなった。
13歳の時、香港に移り住んだ。その後20年間はIT業界で仕事に没頭し、大企業で働いた後には香港証券取引場に会社を上場させ、その後に学問に戻り、博士号を取得。後にオーストラリアに移住し、そこで気付いたのが、「自分はいつも人の夢ばかり叶えて生きて来た。これからは自分の為に、自分の夢を果たし生きて行きたい」。それがきっかけで2005年に香港に戻り、独立系映画会社「Artwalker Limited、<アートウォーカー>」を設立。
処女作となったCity Without Baseball (2008)は Lawrence Ah Mon (劉國昌)と共同監督を勤めた。物語は誰も知らない香港の野球チームの話しで、香港には野球の文化すらなかった。映画の登場人物は本物の選手たちで、全て実話に基づいてる。 スポーツをテーマにしてる作品にしては劇中のヌードシーンが多く、香港では物議を醸し出した。宣伝ようの看板でさえ、クレームにより取り外されてしまった。しかし映画は評論家からは絶賛され、表彰を受けた。
2作目以降はSCUD監督だけで作品を手がけた。
Permanent Residence (2009) はイスラエル、日本、オーストラリア、タイ、中国本土、と香港で撮影された。“Trilogy of Finitude”(有限性3部作)の第1弾になったこの作品は生きる事の限度を探すテーマだ。あるゲイ男性が来生について考えながらあるストレートな男性と恋に落ちる。この作品は台湾では瞬時にヒットになった。キャストに抜擢されたOsman Hungは有名アイドル・グループ のボーカルであり、この作品への参加は衝撃的だった。そして俳優 Sean Liはこの作品で中国で新人賞を受賞した。
Amphetamine (2010) は3部作の第2弾で、情熱の限度を試す作品。Berlin International Film Festivalで選定され、 Teddy Award at the Berlinaleにノミネートされた.。更に、第34回Hong Kong International Film Festival, では俳優のByron Pang最優秀主演賞にノミネートされた。またもや作品は批判を浴びた。そして香港のTelevision and Entertainment Licensing Authority から作品の5箇所のカットを命じられた。SCUD監督は猛烈に協議し、代表に直接手紙を出し、最終的にはこの5カットの処理としてはスクリーンは真っ黒で、シーンの音楽と台詞だけが流れた。
Love Actually…Sucks! (2011) は4作目で、インスピレーションとしては実話の中から恋愛が狂って悪くなったシチュエーションを描いている。ハリウッド映画の「ラブ・アクチュアリー」へのオマージュになった作品だ。6つのラブストーリーで構成されているが、その愛の内容は情熱的な愛情のダークな部分で、性と暴力と死が描かれている。露骨なセックスシーンガ多いため、香港と台湾での上映には映画の完成後に1年もかかり、11シーンに修正が加えられる始末だった。しかし、欧米ではフィラデルフィアを皮切りにアメリカ各地とヨーロッパで、オリジナルノーカット版が上映された。
そしてVoyage (2013)を“Trilogy of Finitude”の最後の作品として手がけた。テーマは鬱、自殺、早すぎる死、来世等だ。自分の経験と知人の話しを元に書かれた作品だ。Voyageはモンゴル内陸部、マレーシア、オーストラリ、ドイツ、オランダ、と香港で撮影された。第49回 Chicago International Film Festivalではオープニング作品として選ばれ、第1回目の Q-Hugo賞を受賞した。LGBT社会への貢献とエッジのきいた大胆な映画作りが高く評価された。
Utopia (2015) は6作目になる。現代社会における古典的価値観をテーマにした作品だ。「推そらくこの作品が“Trilogy of Finitude”の続編になるだろう」とSCUD監督は感じている。現状では最終の編集作業に入っている。

SCUD (雲翔、スカッド)からのご挨拶

親愛なる日本の皆さん、初めまして…。

私は今まで6本の映画を製作してきました。
私は自分で作品を書き、プロデュースをし、監督をします。すべて自分の中で完結しています。採算の事を考えたりする必要もありません。
だから、私の作品は限りなくストレートで、正直、ダイレクト、生々しく, そしてエロチックです、ジャンルにも拘っていません。観た人が自由に感じてくださればそれでいいのです。

私が映画を作るのは、今世の中に自分の観たい映画がないからです。しかし、私の中には伝えたいドラマが沢山あります。だから、自分の為に、そして私を支持してくれる人の為に映画を作るのです。

私はヨーロパ映画を観て育ちました。そして大島渚監督のような偉大な監督たちの作品も観て影響を受けました。でも、なぜかハリウッド映画だけは今一好きになれません。
今、自分の作品が日本で公開される事を聞いて、私は嬉しくて、飛び上がって天にも昇る程嬉しいです。日本は僕が一番好きな国です。この国で自分の作品が評価される事を心から願っています。
私の作品にはヌードシーンが多いです。そして私の作品の俳優たちに常に言い続けてる事は、「表現者として魂と体をさらけ出す事が一番大事だ」と。
私はシャイです。しかし、自分の全てをさらけ出す事に関しては恥じていません。「僕」を理解して欲しいからです。
そして、貴方たちが私にそのチャンスを与えてくださると信じています。
皆さんと直接お話しをして、私を知って頂きたいのですが、残念ながらまだ日本語は話せません。でも皆さんに是非お会いしたいです。今、必死に日本語を勉強しています、その日を心から楽しみにしています。

どうぞ宜しく!
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ART WALKER アートウォーカー

ART WALKERScud (雲翔、スカッド)は監督であり、脚本家であり、プロデューサーでもある。 文化大革命の真最中に、中国本土で生まれ育った。作家であった叔父に名付けられ、祖母に育てられた。SCUDに影響を与え一番大切なこの2人は共に90年代に亡くなった。 13歳の時、香港に移り住む。その後20年間はIT業界で仕事に没頭し、香港証券取引場に自らの会社を上場させた。その後大学に戻り、博士号を取得。後にオーストラリアに移住し、そこで気付いたのが、「自分はいつも人の夢ばかり叶えて生きて来た。これからは自分の為に、自分の夢を果たし生きて行きたい」。それがきっかけで2005年に香港に戻り、独立系映画会社「Artwalker Limited、<アートウォーカー>」を設立。